AnyPS5の進捗を読む:シェーダー、ライブラリ、ゲーム動作

執筆: DecompHub · 更新日 · 日本語

AnyPS5には複数の進捗指標があります。一つの割合にまとめると、命令の認識、ライブラリ関数の実装、ゲームの正しい動作という違いが見えなくなります。

公式リポジトリ には、進捗レポート と ゲーム互換性の文書 へのリンクがあります。異なる問いに答える資料なので、両方を確認しましょう。

システムライブラリ

ライブラリの報告は、プロジェクト内ですでに宣言された関数を数えます。分母はPS5に存在するすべてのシステム関数ではありません。公開された集計規則には、共有ソースの扱いと、関数が未実装に数えられなくなる条件が記載されています。

これは実装状況の指標です。関数本体があっても、あらゆるゲームの呼び出し方に対して正しく動くとは限りません。分母が増えれば、完了した作業が失われなくても割合は下がります。

シェーダー命令

シェーダーの報告は、定義されたAMD RDNA命令一覧を使います。プロジェクトの規則では、デコーダーが認識する命令が集計対象になります。認識はグラフィックス処理の一段階にすぎません。

SPIR-Vへの変換、正しい挙動、描画、ゲーム固有の要件には、それぞれ別の証拠が必要です。デコーダーのバーが埋まっても、すべてのシェーダーが正しく描画されることにはなりません。

プレイヤーが確認すべき点

具体的なゲーム、版、実行環境の互換性情報を確認してください。メニュー表示、最初のシーンの描画、継続して遊べることは別々の到達点です。実演の日時と再現条件にも注意しましょう。

DecompHubのアダプターは 構造化レポート を読み、ライブラリとシェーダーデコードを別々に表示します。「PS5全体の完成率」という平均は作らず、開発者からの公認も意味しません。

複数のサブシステムを持つ他のプロジェクトにも同じ考え方を使えます。バッジを作る、または デコンパイルと再実装の違い を確認してください。